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#257【LED・ガス・ガソリン】キャンプランタンの違いを比較解説!マントルのカラ焼きも

LED、ガス、ガソリン、あなたはどのランタンを選んで使っていますか。今回はそれぞれのランタンのメリット&デメリットと、メンテナンス方法についてご紹介します。特にメンテナンスが重要なガソリンランタンについても詳しくご説明していますので、必要な項目から読み始めてみてくださいね!

1.LEDランタンのメリットとメンテナンス方法

乾電池や充電池で使用でき、最も手軽に使えるのがLEDランタンです。テント内でも使えるLEDランタンは、1つ持っておく必要があります。価格もリーズナブルなものから幅広く販売されているため、キャンプ初心者でも扱いやすいランタンです。

<LEDランタンのメリット> ・テント内に持ち込むことができる
・電池さえあれば使用可能
・リーズナブルな価格
・特別なメンテナンスは不要
<LEDランタンのデメリット> ・光量が弱い

LEDランタンの正しいメンテナンス方法 LEDランタンは電池や充電によって光るので、電池交換以外の特別なメンテナンスは不要です。ただし油汚れなどがランタンのガラスに付着した際は、ウェットティッシュで拭き取っておきましょう。

2.ガスランタンのメリットとメンテナンス方法

LPガスなどの燃料で明かりを灯すガスランタン。専用のガスカートリッジを装着して使用します。 カートリッジの取り外しも簡単で、キャンプ初級者でも使用しやすいのが特徴です。ただし、使う前には事前準備が必要となります。

<ガスランタンのメリット> ・LEDランタンよりも明るい
・ガソリンランタンよりは扱いやすい
・特別なメンテナンスは不要
<ガスランタンのデメリット> ・寒いところでは光量が安定しない
・ガスカートリッジの値段が高い
・燃焼器具なのでテント内では使えない
・外気温や気圧の影響を受けやすい

ガスランタンの正しい事前準備&メンテナンス方法 ガスランタンは、初めて使用する前に「マントル」をカラ焼きする必要があります。マントルとは、ランタンの中心部にある光の元となる部分。事前に燃やして灰状にしておくことで、光を拡散できるようになる仕組みです。
カラ焼きは、それほど難しい作業ではありません。ポイントとしては、全体が均一に燃えるように火をつけること。燃えている部分が偏っていると、マントルが歪み、破損の原因につながります。
使用し始めてからは、特別なメンテナンスは不要です。LEDランタン同様、ガラス部分についている汚れをウェットティッシュなどで拭き取る程度でOKです。ただし、強い衝撃を与えてしまうとマントルが破れてしまうので注意しましょう。

マントルは、破れるまで同じ物を使い続けて大丈夫です。使用前のカラ焼きが上手くいっていれば長持ちします。マントルが破れたり穴が開いたりした場合は、新しいものに交換しましょう。また、長年使っていて光量が落ちてきた際も、交換すると良いでしょう。念のため、予備として1つ持っておくと安心です(マントルは数百円で購入できます)。

3.ガソリンランタンのメリットとメンテナンス方法

ホワイトガソリンを燃料とするガソリンランタンは、昔からキャンプ好きに愛用されている種類のランタンです。3種類の中で最も明かりが強く、光量が安定しているため、メインのランタンとして使う人が多くいます。定期的にメンテナンスをする必要がありますが、このお手入れ自体を楽しんでいる人も多いようです。

<ガソリンランタンのメリット> ・3種類の中で最も明るい
・光量が安定している
・外気温や気圧の影響を受けにくい
<ガソリンランタンのデメリット> ・事前準備や定期的なメンテナンスが必要
・高価なものが多い

ガソリンランタンの正しい事前準備&メンテナンス方法 使用前の準備は以下の4つのステップで行います。

(1) ガソリン燃料をランタンのタンク8分目まで入れる
(2) タンクの中の空気に加圧する「ポンピング」を行う
(3) マントルを取り付け、カラ焼きする(ガスランタンと同様)
(4) 燃料バルブを開いて着火し、再びポンピングをして明かりを安定させる

ガソリンランタンは、タンクの中の空気圧を調整したり、マントルを均一にカラ焼きしたりするなど、正しく使用するためにはひと手間必要です。手間をかけるからこそ、灯りがついた時の嬉しさは倍増します! また、ガソリンランタンは定期的にメンテナンスをする必要があります。定期的にチェックすべき4つのポイントをご紹介していきます。

ポイント1:使わない時期は燃料を抜き取る 長期間ガソリンランタンを使用しない場合は、ガソリンが無くなるまで使い切っておくか、燃料をガソリン缶に戻しておきましょう。 長い間ガソリンを入れたままにしておくと、タンク内が結露し、錆びの原因になります。また、燃料漏れなどの危険性もあります。ガソリン燃料を抜き取る際は、専用のポンプを別途購入し、使用すると簡単です!

ポイント2:ポンプカップの点検&交換 ポンピングの際に押し込む「ポンププランジャー」の先に装着してある「ポンプカップ」は、定期的にメンテナンスしたり交換したりする必要があります。
ポンピングしても空気の抵抗を感じなかったり、引っかかるような違和感があったりする場合は、まずポンプカップに専用の潤滑油を追加しましょう。それでも直らない場合は、ポンプカップが摩耗している可能性があります。これは、ポンプカップを交換し、潤滑油をつけることで解消します。

ポイント3:ジェネレーターの交換 点火しにくくなったり、光量が弱くなったりした場合は、ランタンの中心部にある気化装置「ジェネレーター」を交換しましょう。タンク内の空気圧を抜いた上で、それぞれのガソリンランタンに合った手順で交換します。

ポイント4:マントルの交換 マントルは、破れるまで使い続けることができます。穴が開いたり破れたりした場合は、新しいものに交換しましょう。また、光量が弱くなってきた場合も、交換すると再び明るく灯るようになります。

4.まとめ

ランタンは、種類によって使い勝手やメンテナンス方法がまったく異なります。自分の理想とするキャンプに合ったものを選び、正しいメンテナンスをして長持ちさせましょう!
もしランタンを買い替える時がきたら、これまで愛用していたランタンは、捨てるのではなく「買取」という選択肢もあります。買取に出す場合は、正しいメンテナンスをしてあると金額が良くなる可能性があるので、ぜひ定期的に正しいメンテナンスを実施しましょう!