スポーツ・アウトドア用品のバイヤーズノート

#258何年先でも使えるように!スノーボード板の正しいメンテナンス方法

スノーボード板のメンテナンスは難しいと思われるかもしれませんが、実際はそこまで大掛かりなメンテナンス道具を使う必要もなく、やり方と手順を覚えれば誰でもできます。さらに、メンテナンスにかかる費用は、ワックス、スクレイパー、エッジングツールなどにかかるものだけなのでお手軽です。今回は、一般的な板のメンテナンスの方法とシーズンが終わったあとの保管方法についてご紹介します。

1.滑走面(ソール)のメンテナンス方法

見た目以上に汚れているスノーボード。何もしないと土や埃などの汚れが、スノーボードに付着したままの状態です。まずやるべきことは、スノーボードの表面の汚れを落とすことです。 リムーバーなどの汚れ落としも売られていますが、かなり強力なため、使いすぎて滑走面を痛めないように気をつけてください。まずは、水で汚れを丁寧に綺麗に落としてください。

その後、「汚れが落ちていない」「今年はこれ以上スノーボードをしない」「油っぽい」という場合、ここでリムーバーの使用を検討します。リムーバーは、油汚れを落とす洗剤のようなもので、最近はスプレータイプがよく使われています。それをスノーボードに吹き付けて、汚れをとったら終わりです。
頻繁にスノーボードに行く場合、メンテナンス時に毎回リムーバーを利用するのはあまりおすすめしません。強力なため、ソールに悪影響を及ぼす可能性があります。

汚れが落ちたら次にワックスを塗ります。例えば床にワックスをかける場合、掃除や水拭きをして汚れを落としてから、ワックスを塗りますよね。 それと同じように、スノーボードも汚れを落としてからワックスをかけるのが鉄則です。なお、ワックスが面倒と感じる場合は、「エクストルーデッドソール」という仕様のワックスがけが不用なタイプの板もあるのでおすすめです。

2.傷がついていた時の対処法

ソールに汚れがついているだけなら拭き取ればいいわけですが、もし傷がついていたら話は別です。
一般的に、ソールに傷がついた状態でスノーボードを続けていると、板が裂ける原因になります。そこから徐々に水が入ることで、腐敗が進んでしまい来年は別の板を買わなければいけないなんてことも…。何万とするものですから、できるだけ長く使いたいですよね。
まず、ショップなどで専門家に傷の状態を見てもらいましょう。そこで来年まで使えるというアドバイスをもらえれば、安心してシーズンを楽しめるはずです。1〜2mm程度の小さな傷ならホワイトワックスを塗りこむ手もあります。ホワイトワックスは、2000円程度で買えるので、一つ用意しておくといいでしょう。

3.オフシーズン前のメンテナンス方法

春に入れば数ヶ月倉庫に眠らせておけばOK、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、スノーボード板はシーズン後のメンテナンスもとても大切です。

バインディングを外す 板についているブーツを固定するバインディング。スノーボードの板に付けっ放しになっていると、負荷がかかるためネジを緩めるか取り外しましょう。
バインディングは、外した後のメンテナンスが大切です。ビスやネジの部分は錆びやすいので、スプレータイプの浸透潤滑剤やグリスを塗りましょう。スプレータイプの方が、楽にぬれるのでおすすめです。また、そこで錆びがついているのであれば、スプレーを使ってしっかり落とすようにします。錆びをつけたままにしていると、どんどん広がってしまうので、これはシーズン中も欠かさずやってください。

ソールの汚れを落とす・ワックスを塗る バインディングを外してからソールの汚れを落とします。基本的にはスノーボード板のメンテナンス方法と同じで、まずは水で洗い、その次にリムーバーを使い、最後にワックスを塗ります。あまりにも深い傷がある場合は、劣化を防ぐためにショップなどで専門家に見てもらいましょう。

エッジのサビを落とす スノーボードのエッジをよく見てください。鉄の部分があるはずですが、ここが錆びやすいポイントです。シーズン中にも錆びることはありますが、シーズンオフにも錆びる傾向があるので、メンテナンスをしておきましょう。錆びを取るには、オイルストーンや錆び取り消しゴムが効果的です。

高温多湿の場所で保管してはいけない ここまですべてのメンテナンスができたら、あとは保管するだけです。高温多湿の場所や直射日光が当たる場所での保管はNG。湿気取りを一緒に入れておくとベターです。

4.まとめ

スノーボード板のメンテナンス方法についてご紹介しました。「めんどくさい」「手間がかかる」「難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、道具さえ揃って入れば簡単にできます。しかも、道具もそこまで費用はかからないため、来年新しい板を買わなければいけないと思うと安いものではないでしょうか。