キャンプの宝 ギア買い替えのヒントに。野遊びのコト深掘り対談!

第2回 ミスター・キャンプブロガー SAM(サム)さん

第2回 ミスター・キャンプブロガー SAMさん

「キャンプブロガー」
僭越ながら、私佐久間もこう名乗っていますが、
その元祖(?)はSAMさんなのではないかと考えてます。
キャンプ場の詳細レポート、ダッチオーブンレシピに、
キャンプで感じる情緒・感性的なお話まで。
これまで書き続けてきたブログ記事はなんと5,000件にも上るそうです。

ファミリーキャンプに始まったSAMさんのキャンプは、なぜ今日まで続いているのか。
何に魅了されて、そしてこれから先、どのような未来をみているのか。

「30年続けられる趣味をみつけた!」と話すSAMさん。
あなたにとってのキャンプの宝物はどこにありますか?

<目次>

※このコンテンツは、トレファクスポーツオンライン買取店が提供しています。

01 若者よ、人生を変えるなら100円の投げ売りを探せ!

01
佐久間
早速ですが、SAMさんがキャンプを始めようと思ったキッカケを教えてください。
SAM
実はね、家を買った瞬間に、キャンプを始めようって思ったの。
佐久間
え?家ですか?!
SAM
家を買うって、ある程度のお金を投資するよね。一生の中で一番高い買い物だろうし、一生そこにいるぐらいの気持ちで買うわけだから。
その中でも特に覚悟が必要だったのが、「引越ができない」ってことだったんだよ(笑)
引越って楽しいよね?色々なところへ行って、場所が変わっていくのって。
今までも何度も引越をして生活をしてきて、どうやってこの「引越できないこと」の熱を抑えることができるかなって思ったら「キャンプだ」ってなったんだよね。
佐久間
あー!なるほど。
02
SAM
うん。キャンプって引越ができるじゃない?週末になったら自分の好きなところへ行って。
佐久間
たしかに、週末だけの引越ですもんね、キャンプって。
SAM
あとは、マンションを買った時に、3階だったんだけど、地面で寝てない感じがありありとしたんだよ。
今までも実家とか、アパートで生活してきてたんだけど、自分のお金でマンションを買ってそこに住み始めてみたら、急に違和感を感じるようになって。
佐久間
地面の上で寝るからこそ、キャンプですもんね。
03
SAM
そうそう。
もう一つキャンプを始めた理由を加えるとすると、子どもの頃に親がむちゃくちゃ忙しくて、なかなか出かけられなかったんだよね。
どこかに行くってことはすごく貴重な経験で、1年に1回あるかないかって感じだった。その反動で、家がある、車がある、っていう状態で「どこかへ家族を連れていかなきゃ」って感じで。
それで何回も出かけられることってなんだろうって考えた時、「キャンプだ」ってなったんだよね。
04
佐久間
なるほど。
SAM
そんなとき、新聞に入っていた某車用品店のチラシで投げ売りセールを見つけて。当時オートキャンプブームが一段落してきていて、おそらく撤退するタイミングでのセールだったんだよ。
今でも忘れないけど、真っ黄色の紙でほとんど手書きみたいなチラシだったの。
それをみたら、ほとんど100円(笑)
佐久間
え!マジですか?羨ましい・・・。
SAM
本当かな?っと思って行ってみたら、例えばコールマンの10ガロンのジャグとかも100円(笑)
これは渡りに船と思って、なんでもいいから買っちゃえって車いっぱいに買って帰ったの。それらを積んでいって初めて行ったのがイレブンオートキャンプ場だったんだよね。
佐久間
そうなんですね。
SAM
で、やってみると「コレじゃダメだよね、アレが足りないよね」ってなったんだけど、その時に「あ、コレは自分が思ってたとおりの、長く続く趣味として成り立つな」って思って、すごく先の未来まで見えたんだよ。今日明日で辞める趣味じゃないなって。
佐久間
それがSAMさんの初キャンプ!
05
SAM
最初はDAYキャンプだったから、テントは買ってなかったんだけどね。タープを張って、BBQをしてって感じだった。
それはそれですごく楽しかったんだけど、でもこれじゃテントがないから泊まれないよねってことでテントを買って、初めて泊まったのが有野実苑だったんだよ。
06
佐久間
一番最初のテントってなんだったんですか?
SAM
当時はホームセンターに「アウトドアコーナー」というような規模ではなく「アウトドア館」っていうような大きな売り場があって。
そこでロゴスのプラトー5っていうテントとか、コールマンのシュラフとかを買ったんだよ。
佐久間
ロゴス! プラトー5!
SAM
ロゴスは当時からすごく買いやすい値段で販売されていたのもあったし、カラー展開がとても豊富で、選ぶのが楽しいメーカーだった。
カタログを見ても、1ページ1ページ、色が全然違ってて。
私はどっちかっていうと、カラーで選びたいっていう気持ちがあったので、それがすごくおもしろいなって思ったんだよね。
07
佐久間
道具の組み合わせはキャンプの楽しさの1つですよね。
SAM
当時から、メーカーさん関係なく色んな種類の道具を持ちたいという思いは強かったかも。カタログどおりのキャンプサイトもカッコいいけど、なんとなくショーウィンドウっぽいというか。
普段着ている洋服はブランドとかバラバラなのに、なんでキャンプになると突然同じになるのかなーって、不思議に思ったんだよね。
佐久間
気分によってテントを変えるってことは経験ありますが、キャンプ場に合った道具選びっていうのも楽しそう!
SAM
以前仲間同士でおもしろおかしくキャンプしたのは、「メーカーさんのカタログ通りにキャンプしたらどうなるか!」
アレはアレで楽しかった(笑)。
思い出とともにギアを引き継ぐ 08
佐久間
SAMさんは、中古でキャンプ道具を売ったり、買ったりすることはありますか?
SAM
あるよ!そんなに頻繁には売ったりするようなタイプではないけどね。あとは売るんじゃなくて、友達同士で交換することもあるかな。
自分が使えなくても友達が持つことでたくさん使われるってこともあるからね!交換作業。
佐久間
それはいいですね。
SAM
中古の売買っていわば、人と人のつながりを再確認できる交換作業とも言えると思うんだ。僕はそれ大事だなって思う。
トレファクスポーツさんって、そんな売って買っての交換作業を楽しめる“市場”みたいな存在だよね。
中古のカメラなんかもそうだけど、このモノでいかにいい思い出を作ってきたかっていう思いを、自分以外の人に引き継げるってのは素敵なことだよ。
09
佐久間
僕も取材で店舗にお伺いさせていただきましたが、モノが持つさまざまなストーリーを感じることができ、とても面白い体験でした。
SAM
例え、その事実を知らなくても、それが引き継がれていくってことがとても大切なことで。だから、ただ単にいらなくなったから売るっていうよりも、「これを引き継いでほしい」という思いでお店に持っていくのが良いんじゃないのかなって思う。
佐久間
引き継ぐ。
SAM
もちろんたくさん道具を持ってて、まだ引き継ぎたくないものは持ち続けているけれども、引き継ぎたいという想いに至って売りに出したものもあるよね。
佐久間
交換作業の中で、つまり売るのとは逆の“買う”ことで、予期せぬ素敵な出会いはありましたか?
SAM
あるねー。自分がかつて手に入れられなかったものを手に入れられるっていうやつですね。もちろん使用感はあるけれども、「その当時使われてたんだな。ほしかったんだよな」って思うと、買っちゃうね。

※下の写真はトレファクスポーツ柏店取材時の様子
10 11
佐久間
廃盤品で手に入らないもの、特にテントとかタープは廃盤になっている海外品も多いし。あとは、定番ですけど、ランタンとかガソリンバーナー系もそうですよね。メンテナンスすればずっと使える道具。
SAM
あとは、自分で行くだけじゃなくて、キャンプの時に友達に言っとおくんだよ。「俺、今◯◯なモノがほしい」って。
すると、友達がそれを見つけると、特に連絡もなく「買ってきちゃったよ」っていって持ってきてくれることがあるの(笑)
いるとか、いらないとか有無を言わさずに買ってきちゃうんだよね(笑)
12
佐久間
キャンパーさんいい人あるあるですね(笑)
SAM
だから、リユースっていうよりも、リストアっていう感覚かな。もう一回価値を引き出して売るっていう。
中古の売買で交換作業がてきるっていうのは、ギアを活かすためにもとてもいいことだよね。
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